このお話は失敗談です。
恥ずかしいやら悲しいやらで、あまり大きな声で語りたいことでもないのですが
もしかして、私と同じようにこれからリカちゃんなどのお洋服を作ってあげたい人の目に触れて
参考になるかもしれないので書いておきます。
具体的には、
「型紙の形をとろうとしたら、うっかりドールマリアさんに油性ペンのインクをつけてしまい、それをなんとか分からないようにした話」
……です。
ドールマリアさんのお洋服を作ろう!(゚∀゚)
……と意気込んだものの、私にはお裁縫の心得がありませんでした。
幼少のころから、美術(図工)も技術も家庭科も、精一杯頑張って努力賞の腕前です。
実は小学生くらいのときにも、こういうお人形(※1)のためのお洋服を作ろうとしたことがあったのですが
そのときは型紙とか考えていなかったので、前が閉まらないチョッキみたいなものができあがったりしていました……ツカエネェ……(-。-;
今回はぜひ、ある程度まともなものを……と思って、文明の利器・スマホで型紙の作り方を検索……。
すると、「お人形の身体にラップを巻いて型をとると簡単に型紙ができる」というような情報が何件か見つかりました。
上手くできれば、ラップがそのままボディの型になる方法でした。
よさそう!と思ってさっそくラップで巻いて、ネットで拾い読みしたようにセロテープで留めました。
その上から、油性ペンでボディのラインをとっていきます……。
コレデイイノ……(・・;)?
ネットの情報をもとに手探りなので、正直よくわかりません……。
これをボロボロにならないように取り外せばいいらしいのですが、それが上手くいかなかった。
セロテープを念入りにきつく貼りすぎたせいか、ラップから上手く外れてくれません。
苦労しているうちに、ラップはボロボロに……。
おまけに、セロテープの上に書いた油性ペンのインクが手につきました。
そんな状態になりつつも必死にセロテープとラップを外していたら、手についた油性インクが、マリアさんに……!!
油性ペンなので、少し拭いたくらいでは全く落ちません……。
マリアさんのきれいな脚が、世紀のドジっ子みたいになってしまいました……。
ショックすぎて写真は撮っていません……。
確か、腿からふくらはぎにかけて、アザだらけの脚みたいになってしまったと記憶しています。
……Σ(゚д゚lll)
どうしよう、どうしよう……と泣きそうになりながら、再び文明の利器を必死に繰ります……。
油性ペンはついたのがドールじゃなくても落ちにくいものです。
万が一、落ちなくて、私のせいでドジっ子マリアさんのままになっちゃったら、どうしよう……。
昔のジェニーちゃんボディ、タカラに相談したら交換したりしてくれる……?
でも、せっかく来てくれたマリアさん……なんとか今のままで元に戻してあげたい……( ; ; )!
検索した結果、つけた油性ペンを消す(または薄くする)方法がいくつか出てきました。
やすり、油、アルコール、クレンジングオイル、除光液……
時間は夜。もうどのお店もやっていない時間で、家にあるものでしか対処できません。
その日は仕方なく、かなり深夜まで油を使って油性インクを消そうと試みたのですが、少し薄くなっただけで、きれいにはなりませんでした……。
ヤッパリムリナノ……( ; ; )?
本当は朝、ドラッグストアが開く時間まで続けたかったけど、翌日の出勤のために泣く泣く就寝しました……。
次の日は一日中、マリアさんのことが心配で勤務時間も上の空でした。
だって、油性の汚れですよ?
時間が経てば経つほど、消えなくなるイメージじゃないですか??
最終的には、除光液でかなりきれいになったのですが、
次回、いろいろ試した方法とその詳細を語りたいと思います。
※1 親がとにかく物を与えて放置するタイプだったため、お人形は妹の分と合わせて、かなりありました。ティモテさん、ジェニーちゃん、いずみちゃん、リカちゃん、ナースエンジェルりりか、ウェディングピーチ、レイアースの光ちゃんもいました。