ついに松の内も終わってしまいましたね……。
今年は七草がゆはやりそびれてしまいました。
スーパーに行ったけど、七草セットが売っていなかったな。
土曜日だから、午前中で売り切れてしまったとかだったのでしょうか。
書きそびれないうちに、お正月のお着物を作った記録を残しておきたいと思います。
↓今年のお正月関連の記事
sakuma1903ria-dialy.hatenablog.com
sakuma1903ria-dialy.hatenablog.com
……といっても、和装はほとんど本を見て、その通りに作っているのであまり制作のアレコレで書くことはないのですが……。
浴衣やお着物、何度か挑戦してきましたので、本の通りの型紙で、本の通りの手順で作るのには少し慣れてきたような気がします。
↓ここの記事でご紹介しております和装の本を使っています。
sakuma1903ria-dialy.hatenablog.com
↓今回のハイライトひとつめ
おはしょりの部分です。
いつも長さを調節してテキトーに、裏側から見たら縫い目が見えまくりの状態で縫っていたのですが、今回は本の写真見本の通りにきれいにしてみることにしました。
……で、裏側の部分はきれいな見た目になったのですが……
↓……長い……?(´д`)
このお着物の製作も夜通しやっていたので(←ギリギリまでやらないタイプ)直さずにお正月本番を迎えてしまったわけですが、たぶん上手くすればおはしょりの幅(?)で調節可能ではないかと思います。この部分は。
履き物の高さがあるから、もしかしたらちょうどよくなるのではないかと思ったのですが、それでも下につくぐらいの長さになってしまいました。
まあ、でも、長いのもお姫様みたいでいいですよね……なんて……(///V///)
余裕と気力が出たら、いつか修正したいですね。
↓ここまで来ましたらば、次のハイライト……
半襟とお襦袢を選んで付けていきます。
実際の和装には疎いのでよく分からないのですが、襦袢は着物の下に着る下着のようなもので、半襟はそれに縫い付けて使うもののようです。化粧や食べ物で汚れやすい着物の襟をガードする役割があるんだとか……。
ドールマリアさんに着せてあげるお着物は、本のやり方に従って、半襟はお着物に直接縫い付けていきます。お襦袢も着せるのではなく、袂のところからチラ見えするように縫い付けます。
今回のお着物は水色に桜柄です。
さて、どんな色柄がいいでしょうか……。
その1:茶色
少し渋いでしょうか……。
その2:黄緑
桜は植物なので、木の茶色や葉の緑系は合うかな、と予想したのですが……こちらも渋めですね……。
お着物の水色も少し暗く見えるような気がします。お正月ですから、もっと華やかさが欲しいですね。
その3:黄色
少し薄めの黄色です。
黄色と言えば金運??違うかな??
ややめでたいイメージがある色かと思いましたが、優しい黄色なこともあってか首元を彩る半襟の鮮やかさに欠ける印象です……。
もう少し、お顔がハッピーに見える方がいいわね。
その4:ピンク
桜のピンク色との調和でピンク。
これはなかなかいい感じですね。
心なしか、ドールマリアさんのお顔もニコニコして見えます。
その5:水色に大きな桜柄
ずっと無地を試してきたので、柄物も試してみたものです。
……が、これはダメですね。
水色系の着物に水色の半襟……そして、大きい桜柄に大きい桜柄……被っています……。
その6:ピンクオレンジの小さな桜柄
こちらは、たぶん100均で買ったと思われる、ちりめん風の生地になります。
桜柄は桜柄でもお着物の大きな桜とはぶつからない小さな桜で、とてもかわいい……(*^-^*)
ピンク系のオレンジ色が喜びの気持ちを表しているみたいですよね!
いい感じ!!
その7:薄パープルの小さな桜柄
その6と同じく、たぶん100均で買ってあった生地です。
こちらもなかなかいいですね。
ピンクオレンジよりもかなりオトナ感がありますが……。
落ち着いた感じの色柄はマリアさんも着やすそう……。
その8:白に赤の小さい桜
こちらは去年のお正月向けのお着物で使用したものです。
たぶん合わないだろうな、と思いつつ合わせてみましたが……やはり、合わないですね……。この色のお着物の首元に置くものではないような気がします……。
マリアさん、どれにする~?(^^)
↓これにしました、その6です!(*^-^*)
パープルの方もしっとり美人系でいいかと思ったのですが、せっかくお正月ですし、ウキウキ感を出していくことにしました。
大人の落ち着きの中にチラリと覗くチャーミングさで、大神さんのハートを鷲掴みです!!(///▽///)キャァアァ!
↓この状態から、さらにお襦袢を付けていきます。
半襟の色柄とのバランスも見て選びたいところ……。
下着ということなので、無地で行きたいと思います。
↓ピンク……
↓紫……
↓黄色……
↓黄緑……
↓茶色……
……と、手持ちの生地を手当たり次第に合わせていて閃きました!
ピンクと紫がいいんじゃないの!?(*^▽^*)//
お襦袢が出来ましたら、最後に帯を作っていくわけですが……
↓このように……
お襦袢をパープルにして帯をピンクにしたら、大人っぽさとかわいらしさが同居する小悪魔的なコーデができあがるのでは……!?(///▽///)ヒャアァア!
この大人っぽさとかわいらしさの揺り戻し感……マリアさんらしい……これには大神さんもイチコロでしょう……フフフ……(///V///)
↓……ということで、お襦袢はパープルに……
帯はピンクでいくことにしました。最後のハイライトです!
帯揚げらしきものもつけてみましょう。
↓華やかに……!!
↓……これはちょっと強すぎますね……。
マリアさんのイメージカラーを使うのもいいかと思ったのですが……。
今回のコーディネートのテーマからは浮いてしまうようです……。
今回は素直に桜柄を使うことにします。
結びの部分を作っていきます。今回は片蝶結びという形にしてみます。
これも本に作り方が載っているものです。
↓見て見て、かわいいでしょ??
つけてあげるね♪(*^-^*)
↓この辺りにくるように縫い付けます。
これだけだと前側がピンクだけになって寂しいので、帯留めのような感じでチェーンをつけてみます。
↓ユザワヤさんで買ってあったものです。
人間用のネックレスなどをハンドメイドするときのチェーンだと思います。
うっふっふ……完成よ!!(///▽///)
↓どうですか?
お姫様みたい~~(*^▽^*)//
↓後ろはこんな感じになっています。
歩くとチェーンがユラユラするイメージです。
揺れる動きというのは、かわいさを表すひとつの形態だと思っています。ほら、昔、ポニーテールというのが流行りましたでしょ??ちょうどサクラ大戦が発売した90年代なんて、その頃じゃないかしら……。
サクラ大戦の看板キャラ・真宮寺さくらのキャラクターデザインはすごくいいなと思うところなんですけど、なびいたり揺れたりするところがたくさんあるんですよね。髪も袂も袴もなびいたり揺れたりするんです。歩いたり、風が吹いたりするたびに……妄想してくださいね……今、心惹かれましたでしょ??……そういうことです。「和装の女の子」を目指していくうちに自然とそうなったのか、はたまた看板キャラとして大衆のハートを射止めやすいデザインを計算したものなのかは私には知ることができませんが、真宮寺さくらは看板としてすごくいいデザインだと思うのです……。プロの仕事だなぁ……。
さあ、脱線しましたが……
↓ドールマリアさんのお正月コーデ、完成です!!(*^-^*)
ファーは去年のものなので、今年は作っていません。
去年のピンクの桜も似合っていましたが、水色もとてもよく似合います。
マリアさんもこの水色だったら、ピンクよりはソワソワせずに自信を持って着られるのではないでしょうか。
まあ、私の操る大神さんだったらピンクの桜でも水色の桜でも、手をとらんばかりの勢いで褒めちぎりますけどね……(*^-^*)