GW、あっという間に終わってしまいましたね～。
私は前回の記事を書いた後、主にバイオリズム的なアレで具合が悪くなり……寝込んでいたらだいたい連休が終わってしまいました……。
連休にバリバリやって終わらせるぞ！と意気込んでいたことを、結局、平日に進めることになりました（´д｀）
今回は前回の記事でそっと推した下北沢での観劇について、事後の推し記事を書いていきたいと思います。配信などのアーカイブが残っているわけではないので個人の思い出・感想記事になるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
ちなみに、前回の記事はこちらです↓
sakuma1903ria-dialy.hatenablog.com
お天気がモヤモヤしていたＧＷのちょうど翌週あたり、下北沢まで観に行ってきたのは、こちらの舞台です。
藤原たまえプロデュースvol.14 「しあわせのかたち」
5/10～5/14まで、下北沢の小劇場Ｂ１というところでやっていました。
大人になってそれぞれに暮らしていた兄弟たちが、お母さんの再婚話によって実家に集まってきて……という始まりのお話です。このブログではもはやお馴染み……高乃麗さんが物語の中心となるお母さん役でご出演なさっておられました。脚本の萩森淳さんは、２月に観に行ったタチヨミの「伝言」と同じ方ですね！
タチヨミの感想記事はこちらです↓
sakuma1903ria-dialy.hatenablog.com
今回も、オシャレしたドールマリアさんと一緒に下北沢へ向かいました。
「伝言」もお母さんと息子のやりとりでしたが、今回の「しあわせのかたち」もお母さんと子供たち、とりわけて長男との関係は印象に残りやすくなっているような気がしました。
麗さんは食堂（カレー屋さん）の未亡人にして、４人の成人済みの子供たちのお母さんの役どころでした。観に行く前の情報で「カレーが出てくる」「麗さん（の演じられる登場人物）が再婚する」「兄弟のあれやこれや」というのを聞いて、「渡る世間は鬼ばかり」？「新婚さん、いらっしゃい」？？……みたいな……？？………とあらぬ妄想を心の隅に抱きつつ観に行ったのですが、まったく違いました^^;
昨年９月の「縁側で呼んでいる」も家族の話でした。あのときの感想記事で触れたかもしれませんが、「家族」の話って……少しソワソワするんですよね。「素敵な家族」の話をされると、自分の「家族」と重ね合わせて感動……という一般的な心の動きが成り立たないからです。私の他にも世の中には、そういう人がけっこういるのではないかと思います。きっと、ツイッターなどの目立つところ、特に関係者の方が目にする可能性がかなり高いであろうタグつきツイートでそういう方向性の感想が投げられることはないのだろうけど……。
今回も、ちゃんと楽しめるか、感動できるのか、少しだけ不安に思いながら行ったのですが、すっかり杞憂に終わりました。
麗さん演じるお母さんこと美季さんが「お母さん」としてだけでなくて、ひとりの女性としてすごく魅力的でして……自分の親と重ね見るなんてとんでもないほど、朗らかで大きな愛情を持った女性でした。ほんとに……結婚してください！って思った……。作中、子供たちから「熟年結婚なんてみっともない」などと言われるわけですが、私は心の中で「いや、これ、あるぞ！すごく、ある！」と思っていました……(///V///)
今どきは、熟年結婚だって、ぜんぜんアリですもんね。
私が行く前に妄想していた「新婚さん、いらっしゃい」にも最近はいろいろなタイプの新婚さんカップルが出ている気がします。
もしかして再演とかして観に行く方がいたらと思うと、ここで詳細なストーリーは語りづらいのですが……タイトルの「しあわせのかたち」って、なんとなく「家族っていいよね」とか「お母さんは大事にしないといけないよね」とかよく世間で言われるようなことに落ち着くのかな、と思って観ていたんですけど……もっと大きなものがあるように感じられました（個人の感想です）。美季さんの愛情を受け止めつつ、自分の人生も諦めない結末は、現実で家族大好きな人にも、家族ガッカリな人にも、人生ションボリの人にも、……観た人みんなにとってプレゼントになったと思います。本当に素敵なラストでした。
そんな素敵なラストも美季さんの大きな愛情があったからこそ、成り立っているのだと思うと、ますます胸熱です。本当に素敵な人物像だった……。いそうでいなそうで、いなそうでいそうでっていう、生々しさの度合いもすごく受け入れやすかったです。
キャストの皆様と作り上げたであろう、この麗さん演じる美季さんという人物を私がどれくらい生々しく好きになったかというと「美しい季節で美季さんか……いいお名前だな……(*^_^*)」と思ったぐらいです。言うまでもなく、この「美季」さんというお名前は、脚本を書いた方が考えた架空のお名前でしょうからね。でも、なんとなく、このお名前を見ていると子供たちだけではなくて、生活のいろんなものを日々、愛しながら生きてきた人なのかな……とか、余計な妄想まで飛ばしたりして……余計に好きになったり……余計に感動したりして……。
舞台セットにも美季さんがきっと毎日を愛して暮らしてきたであろう生活感がさりげなく表現されていて、それとお芝居の内容が共鳴して、どんどん美季さんに対する感動が大きくなっていってしまい……眠れなくなったりして大変でした。
舞台セットに役者さんが入ると本当に暮らしていた家みたいに見えるのも、本当にすごいですよね！(*^-^*)
麗さんを観に行くと、だいたい眠れなくなっているような気がしますね……^^;
そんな大きな愛情の物語、いつまでもやっていて欲しくなるような素晴らしい公演でした。
なんかこう……自分の人生にガッカリしているときとかに観に行けると、ちょっと前向きに、気持ちが明るくなれるような……そんな宝物みたいな公演でした。終わってしまうのが本当に惜しかった……（；＿；）
今回の公演では本番中に本物のカレーを食べるシーンがあり、最初に劇場の客席に入ったときに仄かにスパイスの香りがするなどしていました。
バッキンガム宮殿というカレー屋さんが協賛していたので、そちらにも足を運んでみました。
バッキンガム宮殿 Suzunari - 下北沢/カフェ | 食べログ (tabelog.com)
今回の劇場からすぐのところにあって、カウンター８名のみのカレー屋さん。夜はカレー屋さんではなくて、バーになるそうです。
私が行ったときは空いていたのですが、その後、続々と人が来て満席になりました。
皆様、ひょっとして観劇後だったのでしょうか。ちょっと話しかけたりは出来なかったけど……(^_^;
知らない人同士８名で、無言でカレーを食べました……。
こちら、カレーとキーマのあいがけです。
飲み物はマンゴーラッシー。
お会計を終えた帰りに、お店のステッカーとガムをいただきました。
バッキン……ガム……？
シャレが効いていますね……(///V///)
この写真は帰宅してから撮ったものですが、お店を出たすぐのところでちょっと笑ってしまいました……。
さらに、もうひとつ……関連で入手したのが、こちら↓
株式会社ナイル商会のインデラ・カレーです。
こちらも今回の公演に協賛していて、なんと劇中でご出演の皆様が実際に食べていたものだそうです！
別に劇場で売っていたわけでもないのですが、後日、入手してみました。
ナイル商会、ホームページにも行ってみたのですが、どうもそこで通販をやっているわけでもなさそうで……どうやって入手するのだろうとめちゃくちゃ迷いました。
ナイル商会の会社のオフィスで売っているらしいという情報も検索したら出てきたのですが、それだと会社の営業時間しか買えないですよね……。アマゾンやら楽天などでも売っていましたが、送料かかるの嫌だな～とか……。いろいろ迷った末、ヨドバシの店頭受取を利用して入手しました。会員登録もいらなかったし、送料や手数料もなかったので助かりました。
どこかのお店には普通に売っているのでしょうか。
近所のスーパーには、置いてなかったな……。
粉のカレーを買うのは、実は人生初です。
まだ缶を開けてもいないのですが、あのときの劇場の香りがしました。
近いうちに、粉でのカレー作りにチャレンジしてみたいと思います。
その他、ドールマリアさんとカラオケを楽しみ……
帰宅後にお菓子パーティーをするなど……
とても楽しい下北沢の思い出となりました……(*^_^*)
↓お疲れさま……。
今回のドールマリアさんのオシャレについては、また別の記事で制作の諸々を語りたいと思います……。
次回の藤原たまえプロデュースさんの公演は７月になるそうです。今回の「しあわせのかたち」とは打って変わって、男性ばかりの舞台になるとか……。もしご興味持たれました方、演劇好きな方、情報をチェックしてみてくださいませ。
もう予約が始まっているのかな？
情報のチェックはツイッターがオススメです。ご支援グッズの情報なども流れてくるので。あとお稽古のお写真などもたくさん流してもらえます……(*^-^*)
ご支援グッズについては過去記事にも書きました。今回もあったので、次回もあるんじゃないかな。でも、推しがいてもいなくても、小劇場が初めてでも、優しく迎え入れてくれると思うので……安心して下北沢へどうぞ……。
sakuma1903ria-dialy.hatenablog.com
関係者でもなんでもないのに推しまくっているけど、本当に無関係のただのキモオタです。
下北沢通いしていたら、下北沢を好きになってきました……(///V///)
次は６月のリトル・マーメイドがありますね。
楽しみを提供していただき、嬉しい限り(*^-^*)
マリアさん＝麗さんではあり得ませんが、私の好きになったマリアさんは麗さんがいなかったら成立しなかったんだな……と、何かを観に行くたびに実感します。
最高の麗さんがいてくださったから、最高のマリアさんが誕生したんですね！(///▽///)
