前回のハンドメイド大戦から続いて……
いよいよ「25周年の集い」当日です!
実はうちわのあと、ドールマリアさんのためにドリンクを作りたい!と思いついたのですが、これが難航……。イベント当日も作り続けていました。
最初はスタバみたいなのを作りたくて、ネットで検索した方法でトライしていたのですが、これは結局なんともならず……諦めました。
作戦変更で、グラス入りのドリンクにしました。休憩時間(公演と公演の合間)を使って、材料を買い出しに行ったり、かなりバタバタでした。
↓ドールマリアさん、浴衣を着込みます。
1日目は金魚柄です。
うちわを後ろに挿してあげます。
TKDは帝国華撃団のことですよ!^ ^
↓PC前にスタンバイ……
ヨシ……
「準備、OKよ!」
私もドールマリアさんと一緒に、PC前で開演を待ちます。せっかくなので、チャット欄にも参加……。コミュ障のくせに、根が図々しいのです。
1日目(9月11日)はマリアさんの中の人……というか、もはやマリアさんの人である高乃麗さんもご出演でした。
主催にして座長の横山智佐さんがピンクのドレスで登場すると、チャット欄も盛り上がります!「さくら咲いた」をしっとり歌ったあと、「花の戦士」「戦恋歌」と血潮パチスロのために書かれた歌が続きます。血潮って、ゲームのためには歌が作られてないんですよね……。「花の戦士」の振り付けは菊之丞役(※1)の松野太紀さんが考案したものだとか……。かわいい振り付けです。盛り上がります(^^)
その後、ゲストの皆様も順次、登場。11日は伊倉さん、麗さん、富沢美智恵さん、田中真弓さんがゲストでした。まあ、なんて豪華!!
智佐さんと伊倉さんのデュオによる「七色の虹」のあと、ソロ曲が続きます。
伊倉さんが「素晴らしき舞台」を歌うと……
レニがいる!!( ; ; )
そこには、まぎれもないレニがいました……。
その後も横山さんと伊倉さんのコーラスつきで豪華な「悪徳の花びら」、すみれさんを彷彿とさせる衣装で登場した美智恵さんによる「なやましマンボ」、真弓さんの歌唱力が映える「島風」と続き、盛り上がります。
すごいよな。これ、公式発じゃなくて、声優さん側が主催なんだぜ……ありがたくて涙出るよ、もう……(´;ω;`)
その後は、再びデュオパートになりました。次の曲は、なんと!「シンデレラ」です!
マリアさんの代表作!(//∇//)
麗さんと智佐さんによる、ドラマCDで聴いた通りの「シンデレラ」!!
今回はキャラに扮していないのだから、麗さんは麗さんとして観ようと心の準備をしていた私ですが、この辺から心が揺れてきます。
だってだって、麗さんの優しい表情!完全に王子様を演じるマリアさんそのものじゃないですか!!
本当にもう、このまま……このまま「愛ゆえに」(※2)もお願いします〜〜(´;ω;`)!!!
「ストーンモンキー」「キネマ行進曲」「花暦」も、みんなみんな、盛り上がりました!「キネマ行進曲」ではすみれさんとカンナさんの掛け合いも聴けて、テンションが上がりました。
あっという間に時が過ぎ、最後は「笑って、笑って」でした。この歌は、本当は三都ヒロインが大集合して歌うものなんですよね。DSソフト「君あるがため」のエンディングテーマになっています。私はゲームより先に歌を聞いたのですが、そのときはあまりハマりませんでした。それまで私がイメージしていた「サクラ大戦」の歌からすると、「ニョキニョキ」とか、ずいぶん子供っぽく出たように思ったからでした。それが、ゲームをやったらすごくハマりました。「サクラ大戦」というコンテンツの二次元に対する気遣いは、やはりすごかったのだと思うのです。
アンコールは妄想メドレーとゲキテイでした。デベソ様、生で聴きたかった……(※3)。ゲキテイも会場で、手振りだけでもいいのでやりたかった。
熱狂、大盛り上がりのうちに、昼公演が終了しました。
↓休憩を挟んで……
再び、定位置に……。
夜公演が始まります。
昼と同じく横山智佐さんの歌から始まり、「七色の虹」のあと、ソロパートへ入ります。
そして、麗さんが登場。衣装が違います……「花を抱きよせ」?!(・ω・)
お昼と違います!
源氏ふうのお衣装で歌う麗さん……尊い!圧倒的に尊い!(´;ω;`)
私は2日間を帝国華撃団に捧げるべく、張り切って全通チケットを買ったのですが、夜公演は昼公演と同じ内容だと思っていました。それが、昼夜でまさか違うことをやってくれるとは……なんて豪華なんでしょう!!
きっと、こういう声優さんたちがキャスティングされていたことが、「サクラ大戦」や帝国華撃団を今も熱烈に愛する人がいる理由のひとつなのでしょう……。
お昼の部で「シンデレラ」だったところは、夜の部では「二月の赤い花」(※4)になっていました。こちらもドラマCDの劇中歌のようです。私はまだ、そのドラマCDは未履修……すみれさんの引退のところ、なかなか聴く勇気がでなくて……。
そのすみれさんとカンナさんの歌、夜の部はなんと!紅蜥蜴です!「愛は永久に」(※5)!!歌謡ショウ発の名曲です!!しかも、美智恵さんのお衣装、かなり紅蜥蜴を彷彿とさせるデザイン……すごい!いいなあ〜、生で聴けた人!!
確か、歌謡ショウ当時の麗さんの背中がきれいで……というお話をしていたのも夜公演じゃなかったかしら。トークもとても楽しかったです。
ドラマCD発の歌が聴けたのも嬉しかったです。いろんな事情で現地に行くのは厳しく、当時はネットも一家に一回線で自由にならず、DVDなど映像資料は子供のお小遣いでは高くて自由に買えなかったので、歌謡ショウは……というか、もう東京という土地が遠い存在でした。DVDはなかなか手が出せなくても、CDなら比較的入手しやすかったのでドラマCDはよく聴いていました。それも全コンプとかじゃなくて、マリアさんとレニが主演しているもので、入手できたものをヘビロテしている状態でした。
「サクラ大戦といえば歌謡ショウ」のような見方が強い(ように感じられる)なかで、ほぼ公式の声優さんたちがドラマCD発の歌をこうした催しで歌ってくれて、なんとなく、存在が認められたような心地がしました。
大満足の1日目でした。会場で聴きたかったなあ……。
この日は、翌日に備えて早めに寝ました。
長くなりましたので、2日目は次回に続く……。
※1 丘菊之丞。サクラ大戦2のゲームで初登場するサブキャラのひとりです。大神さんに想いを寄せる男の娘。帝国華撃団薔薇組。帝劇の地下で魔神器を守っています。薔薇組は陸軍の外れ者の集まりで、正式な華撃団の組織ではないと、どこかで読んだ気がします。
※2 「愛ゆえに」は初代1のゲーム内にも登場する劇中劇及び同タイトルの劇中歌です。これも今は歌謡ショウが一番知られているかもしれないけど、ドラマCDもあります。歌謡ショウには行けなくても、このドラマCDを聴くと、花組の舞台を観に行ったかのような気持ちになれます。初期のサクラ大戦はゲームもドラマCDも歌謡ショウも連動していて、恵まれない地方民にも優しかったようですね。
※3 厳密には、私はたぶん、一度だけデベソ様を生で観ています。「海人別荘」は、関係がイマイチの母にせがんで何とか一度だけ観に行った歌謡ショウです。ただ、私はその頃、すっかり母の顔色を伺う人生だったので、思いのままに純粋に楽しむことができませんでした。歌謡ショウの内容よりも、母の機嫌を損ねないかどうかを気にしてしまった……。当時は世界のすべてが遠くにありました。今になってこそ、ただ純粋に真っ直ぐに、好きを表現できるのです。帝国華撃団声優の皆様が、今もこのようなイベントを続けていてくれたことは、本当に幸福でありがたいことです。
※4 第6期ドラマCDシリーズ「花と嵐と帝都の浪漫」の劇中劇「二月のシロクマ」に出てくる劇中歌のようです。私はこれを履修する前に、すみれさんの引退を乗り越えねばならない……。神崎すみれさんは、当時、声優さんの事情で帝国歌劇団を退いたことになっています。代役の方を用意するのではなかったところに、「サクラ大戦」のこだわりが感じられます。
※5 真弓さん、美智恵さん側からの「カンナとすみれにも、愛ゆえにのような歌を!」という要望から生まれた歌だと、どこかで読んだ気がします……また出典が示せないけど。確か、他にも声優さん側からの要望で誕生したものがあったはず……。出典、探してみてください^^;