ドールマリアさんと行く、マリアさんのお誕生日イブin秋葉原。今回は、一緒に現代のプリクラを体験してきたお話です。
前回は、「サクラ大戦 活動写真」の上映会に行き、こっそりドールマリアさんと一緒に映画観賞したことを書きました。
↓前回の記事
sakuma1903ria-dialy.hatenablog.com
その後、秋葉原での2ショットプリクラの撮影に挑戦しました。
実を言うと、ドールマリアさんとプリクラを撮りたい!という願望は数ヶ月前から持っていました。そもそもの私は写真に写るのが好きではなくて、自分が写っている写真は今もあまり所持していません。プリクラを堂々と撮れる年代だった頃は、既に陰キャぼっち街道をひた走っていたため、ほとんどプリクラを撮っていませんでした。当時の「友達」に誘われても、写真に自分の姿を残すのが嫌で、なるべく拒否していたような記憶があります(あの頃の「友達」、ごめんよ)。(※1)お誕生日当日に家の近場で挑戦しようかとも思っていたのですが、せっかくこの日に活動写真が上映されたのだし、秋葉原にて記念プリのようなものを残したいと思ったのです。
事前にネットで調べて行ったところによると、秋葉原の主なプリクラスポットは2ヶ所でした。そのうち1ヶ所がセガのゲームセンターであるGiGO3号館(GiGOのお店/セガのお店情報サイト (gendagigo.jp))、もう1ヶ所はタイトーのタイトーステーション(株式会社タイトー|店舗詳細タイトーステーション 秋葉原店(東京都・千代田区) (taito.co.jp))です。2つのゲームセンターは、かなり近い立地にあります。プリクラの機種についても調べたのですが、いろいろな機種が出ているようで、特徴を説明した文章を読んでもどれが自分の目的に合っているのか、よく分かりませんでした。現代のプリクラは目を大きく加工したりする、いわゆる「盛り」がメインということですね。情報に疎い私も、そんなことはぼんやりと把握してはいましたが……。
とりあえず、ゲームセンターへ行ってみよう~(^^)
活動写真が終わったあと、土曜日の早め夕方の時間帯です。プリクラコーナーの混み具合はどうでしょうか。ぼっち年輩キモオタが一番おそれているのは、若いギャルの集団に見つかり、「うわ~、ひとりで来てるんだけど、ウケる~、キモ!」とプークスされることです。1対1で言われるならいいんだけど、向こうはだいたい集団なので何とも言えない気持ちになります。そういうのも、まあ気にしなければいいとは思うのですが、やっぱり楽しい思い出にケチがつくのは嫌ですよね……。いや、若者文化の中に凸しといて、なんですけども……。実はこれより前に一度、下見に来たことがありまして……ただ、そのときは翌日が平日である日曜の夜だったためか、全体的にそんなに人がいなかったんですよね……。土曜の夕方はどうか……。
まず、タイトーステーションの方に行ってみましたが、かなり混んでいました。プリクラコーナーは地下にあるのですが、クレーンゲームがならんでいる1Fフロアも混んでいました。プリクラコーナーにも若いギャルの集団が……。しばらく近くをうろついたものの、いたたまれなくなって一度、退散……。
続いて、GiGOの方も行ってみました。こちらは上の方の階にプリクラ機が2台くらい?置いてあります。何階だったか忘れちゃったけど、太鼓の達人が置いてあって、そのすぐ近くでした。これがまた、近づきにくいのなんのって……。プリクラ機の前にメイクスポットがあるのですが、そこにもやはりギャルが……しかも、制服です……。私のイメージする、一番苦手なギャルの形ですね……。おまけに太鼓の達人では若者グループが盛り上がってウェ~イ!!(^O^)しているのです……これは……近づけない……。いえ、いいんです。若者文化に近づこうとする私が悪いんです……撤退……。
時間を少し置けば人も入れ替わるだろうし、チャンスが訪れるのでは?と思い、ゲームセンターの他の階を見て回ったり、近くにある電気屋さんをうろついたりしつつ(※2)、定期的にプリクラコーナーを見に行きました。ほぼ不審者……。
しかし、なかなかチャンスが訪れず……(;_;)
そのうちに、お腹が空いてきてしまいプリクラよりも前にご飯を探すことに……。ご飯を食べているうちに時間が経って、よきタイミングが巡ってくるかもしれません……。(※3)しょんぼりしかけたところで、マックを発見。腹ごしらえとひとり作戦会議(^^)
GiGO狙いにするかタイトーステーション狙いにするか迷ったのですが、プリクラコーナーの配置を見ると、やはり圧倒的にタイトーステーションの方が年輩のぼっちにとっては狙いやすそうです。ご飯のマックを食べ終えたら、タイトーステーションに向かいました。時間は夕方から夜に……。それでも人はまあまあいましたね。秋葉原は見るからに男性率が高そうな街だし、プリクラとか土日でも空いてるんじゃないかと、なんとなく予想していたのですが甘かったですね。ただ、夜になったためかギャルの年齢が少し上がったような印象です。いい……若いギャルの方がプークスしてくる確率が高いからな……(偏見)。変な目で見られてもいいのです、そっとしておいてくれさえすれば……。このタイトーステーションのプリクラ機の配置、場合によっては奥側に配置されている機種を使うと人目を避けられるんですよね(※4)……うふふ……私がチャレンジしてきたのは、それらの機種です。
2台の機種を試したうちの1台がlalamee(lalamee(ララミー) | アーケードゲーム | セガ (sega.jp))という機種でした。これが私にとっては、かなり当たりの機種でした。偶然そこに配置されていたものでしたが、奇しくもセガとタカラの間の子であるドールマリアさんと、セガのプリクラ機で初2ショットプリクラを撮ることとなったわけです。(※5)
撮影ブースと落書きブースの2つがあります。一番最初はブースの外でお金を入れて、いろいろ設定をします。この辺はよく分からないので、適当にやります。昔のプリクラはブースの中でお金を入れたような記憶があるな……そもそも、撮影と落書きのブースって分かれていましたっけ……。昔すぎてうろ覚えですね。撮影ブースに入ると、立ち位置がばみってあります。この位置に立つと、いわゆる「盛り」が上手くいきやすいということでしょうか。荷物を置くところもあったので、そこでドールマリアさんを召喚します。ぼっちだけど、ドールマリアさんと一緒に、めちゃくちゃ盛り上がって撮りました。
イェイ、イェイ~♪(^^)
カメラが上の方にあったので、カメラ目線にするのが難しかったすね。普通にしてると伏し目がちみたくなってしまう……。撮影が終わったら、速やかに落書きブースに移動です。早く移動しないとダメみたいです。落書きを始める前にスマホに写真をダウンロードするためのアプリ(※6)の案内などがあります。
よくSNSなどで、不自然なぐらい目が大きくなったプリクラを見かけますが、あれは自分で大きくしているものではないんですね。私は今回、目の大きさはいじった覚えがないのですが、出来上がった写真を見たら勝手に「盛り」状態になっていました。メイクでチークと唇の色はつけてみました。不慣れなため、落書きは思ったより上手く出来ませんでしたが、写真に映った自分が某女優さんみたいになりニヤニヤしました……。いや~、面白いですね。これはクセになりそう(*^_^*)
ひとりのくせに(ドールマリアさんと2人!)いろいろなポーズを試して、横顔も撮ってみたのですが、横顔は加工が上手くいかないみたいですね。あと、1/6人間のため、ドールマリアさんは思ったより小さく写りました……。普通の人間用だから仕方ないか……。他に試してみた、もう1台の機種と比べて、かなり自然な加工だったと思います。これが「透けちゅる本命盛り」ですか……(///∇///)
ウン十年ぶりのプリクラ体験、本当に楽しかったです。この楽しさも、ドールマリアさんのお陰……。あんなに写真に写りたくないタイプだったのに、(加工されるとはいえ)自ら写真に写りたいと思うなんて……。本当に、マリアさんの存在は私にいろいろな楽しみと幸せをもたらしてくれます。
こうまで楽しいとなってくると、プリクラが「若者文化」でラベリングされていることと、多くのプリクラコーナーには男性が1人で入れないことになっているらしいのが残念ですね。男性が1人で入れないのは盗撮などの事件があったからだそうですが、盗撮するよりもプリクラを楽しみたいぼっち男性だっているかもしれないからな……。そして、私もそうですが「若者文化」で括られていると、どうしてもその年代を超えると近づき難くなりますよね。みんなが「青春!」て言っている時代に「青春!」て思えなかった人だって、(自分も含めて)少ないかもしれないけどいると思うし……。1人でも大勢でも、若くても年輩でも、楽しみたいものを楽しみたい人が楽しめるようになるのが、一番いいんですけどね……。
↓シールは2種類出てきました。
↓見せないわよ!
マリアさん、ガードしてる(^^)
※1 確か高校の頃は周りのギャルたちがプリ帳などを持っていたりした……ような気がするけど(うろ覚え)、そういうものからも縁遠かったです。田舎だったからプリクラを撮れるスポット自体、少なかったしね……。 じゃあ、ずいぶんプリクラなんて撮ってなかったんだっけ?と思ってよくよく思い返してみたら、実は数年前にぼっちプリクラをやったことがありました。「PSYCHO-PASS」というアニメがありまして……そのイベントに行ったとき、会場に設置されていたプリクラで好きなキャラと2ショットぼっちプリクラを撮ったことがありました。ただ、そのときはあくまでもイベント会場だし、行ったのが平日夜だったから人も周りにあまりいなかったんですよね……。
※2 少し前に、秋葉原にあるゲームセンターでアーケード版の「花組対戦コラムス」が遊べる!という情報が回ってきたことがあります。もしかして今もできる?と思って、そのゲームセンターを探して行ってみたのですが、既に入れ替え(?)になっていたようで、花コラに巡り会うことができませんでした……。残念だなあ……。ちなみに、花コラが遊べる!という情報が出ていたゲームセンターはこちら→株式会社タイトー|店舗詳細Hey(東京都・千代田区) (taito.co.jp) タイトーのゲームセンターのようですね。アーケードゲームがたくさん置いてありました。やらなかったけど、私が行ったときは、ときメモのパズル玉がありました。
※3 しかし、秋葉原はぼっちが気軽に入れそうなチェーン店とかがあまり見当たらなくて困りましたね。私の歩いていた界隈がそんな場所だったからでしょうか。メイド喫茶は……なんか違うだろうしな……。道を歩けば呼び込みのいわゆる「メイドさん」がいっぱい立っているんですけど、明らかに男性中心に呼び込んでいる人もいるみたいだったし……そもそも、私がイメージするところのときめくメイド服は、もっとスカート丈が長いんだよな……フリルもそんなにいらないんだよな……。世の中が言うところの「可愛い」が可愛いだというのは分かるんですけど、私がときめくところのかわいいとは、何か違うんだよな……(/_;)
※4 ちなみに、タイトーステーションでも同じフロアに太鼓の達人がありました。ターゲットの年齢層が同じなんでしょうか。しかし、GiGOと違い、タイトーステーションは太鼓の達人プレイヤーからプリクラ機の方が見えない配置になっていました。すごくいいと思いました。
※5 そもそもプリクラはセガが元祖だったらしいですね。今回のことで調べるまで知りませんでした…………と書きましたが、よくよく調べたら、本当の元祖はアトラスという会社らしいです。のちにアトラスがセガの傘下入りしたんだとか(ネット調べ)。
※6 プリクラON( プリクラONって?| セガのプリクラ【公式】 (sega.jp))というアプリがあって、セガのプリクラ機で撮ったプリクラをスマホでダウンロードしたり、保存したりできるようです。ただし、無料でできるのは2枚までのようで、全部スマホに欲しい場合は有料になるみたいです。確か、落書きブースで、無料でダウンロードできるようにする2枚はどれにするかの選択を迫られたような気がします。