ドールマリアと暮らしています。

ドールマリアとの暮らしを綴る日記風ブログです。

あなたとアンダー・ザ・シー

6月がやって来ました!
関東も梅雨入り、発表されましたね。
雨や気圧の関係なのか、疲れやすかったりずっと眠かったりします……(-_-)

そんな中、ついに実写版「リトル・マーメイド」の映画の上映が始まりました。
私も早速、観に行ってきました!
テーマパークは敬遠しがち、ディズニーアニメや映画も普段はほぼほぼ観ない私の本命は、このブログではマリアさんの中の人……高乃麗さんご出演の吹替版でした(*^-^*)

映画のチケットが買えるようになる1日前の6月6日、日本語吹替キャストによる公開記念の歌唱イベントが行われました。こちらのイベントは1日限りで参加は抽選でしたが、なんとTikTokで生配信がありました!

これは盛り上がらざるを得ないタイミング!(^^)

翌日、早速9日初日の席を予約しました。
平日なので夜に観られる吹替版を……と思ったのですが……忘れていたけど吹替版て、あまり遅い時間はやっていないんですよね。吹替版のメインターゲットは、もともと子供やファミリー層ですものね……仕方ない……。
初日は諦めて素直に土日に観ようかとも思ったのですが、20:00台から吹替版の上映がある映画館を見つけました!

映画館トップ・上映スケジュール | グランドシネマサンシャイン池袋 (cinemasunshine.co.jp)

私が予約ページを開いたときには既にリザーブされている席がありました。
とりあえず、最前列の変わり者席にしようかと思ったのですが……「最前列はフラットシート」との注意書きが……フラットシートって、なんぞ??(´д`)

調べてみたら、脚を伸ばしてゴロゴロしつつ映画を楽しめるシートになっているようでした。大きすぎるスクリーンや字幕だと見にくいっていう口コミを発見しましたが、今回のスクリーンはそんなに大きくなさそう……料金も普通と変わらないみたいだし……体験してみるか……(///▽///)

……ということで、図らずも初マーメイドを初フラットシートで体験することになりました……。

以下、「リトル・マーメイド」はミリシラだけど吹き替えキャストに釣られて実写版を観に行った結果……です。

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公開初日ですが平日夜だけあってか、人は入っているもののそんなに混んでいませんでした。最前列のフラットシートは私ひとり……微妙に恥ずかしい……けど、中央とか後ろの席が空いているのに最前列にひとりで堂々と座る時点で、普通のシートでもちょっと恥ずかしいんですよね……。シートへの横になり心地はけっこう上々でした……(*^_^*)

そして、映画が素敵だったので、自分が横になって観ているのを途中から忘れていった……。

最初の海の底の映像と、鮮やかでカラフルな人魚たち(アリエルのお姉さんたち)が泳いでいく映像で心を掴まれました……。この実写版、アリエル役のハリー・ベイリーさんをはじめ、アニメのキャラクターと人種的なイメージが違う配役をされていることが、「リトル・マーメイド」ファンの方々の間で物議を醸されていました。アリエルのお姉さんたちもいろいろな国の容姿を持っています。初リトル・マーメイドの私の目には、それがとても鮮やかに映りました。どの方もカラフルなマーメイド姿がとても似合っていて美しかったです。

似合っているといえば……アリエルが人間になっている間に着ているドレスが、ハリー・ベイリーさんにすごく似合っていて、めちゃくちゃかわいかったです。アニメのイメージとは違うのかもしれませんが、この配役にした意味のある改変になっているような気がします。それでもやはりアニメのイメージ通りを目指して欲しかったファンはいるのでしょうし、その気持ちも分かりますが……。

単なる2.5次元的な、再現度重視な意味の実写化ではないんだな……という印象です。

初日は吹替版を観に行ったわけですが、ハリー・ベイリーさんの表情の演技が繊細ですごく素敵で……歌っているときの体の躍動感とか……観ていたら、吹き替えではなくてご本人の声と歌を聴きたくなってしまい……翌日、字幕版も観に行く流れとなりました……。

それも、なんとIMAXで……(^_^;

IMAXも人生初で……なんぞ??(´д`)状態だったのですが、ちょうど都合の合う時間の上映だったのと、映画が面白いのはもう分かっているので追加料金を怖れずに飛び込んでみました。
IMAXのシアターに行ってビックリ。なんと……なんと大きなスクリーン!!
そして、シートも全席、なんか高級感……。最前列が金夜に体験したフラットシートになっていたのですが、普通の席との間に目隠しみたいなものがあるではありませんか!!……普通のところはなかったよね??これが追加料金の威力か……(;´Д`)

「君の声が聴きたいな」とエリック王子さながらの気持ちになった私は、この高級なIMAXでついにハリー・ベイリーさんご本人のお声を聴くことができて大満足でした。
人種どうこうではなくて歌が良くて配役したんだっていう話は公式方面から出ていたわけですが、本当にハリー・ベイリーさんの歌声がすばらしい!!ビブラートがすごく繊細です!!……かと思ったら、しっかりパワフルなところもあり、表情が豊か!!(///▽///)

決して……決して、吹替版のアリエルを否定したいわけではないのです。
豊原江理佳さん、映画の公開前にテレビで歌われたりもされていたので、その素晴らしい歌声は皆様も知るところかと思います。
でも、ハリー・ベイリーさんの存在感が大きくて、ちょっとした抑揚のズレとかが気になってしまって……きっと、これは英語から日本語に直した歌詞や言葉の関係も多いにあるのではないかと思うし、気にならない人には気にならない「個人の感想」の範囲だとは思いますが。

マリアさんまわりを推していくブログなのに、ハリー・ベイリーさんの推し記事みたいになってしまいましたが、吹替版も大満足だったんです。吹替版も、字幕版も……両方、観て欲しい……。

高乃麗さんはスカットル役なのですが、向こう側のスカットル役のオークワフィナさんの声が麗さんにすごく似ているので聴いて欲しい……。字幕版を観ていて、スカットルが出てくるたびにドキドキしてしまった……。

上のTikTokで配信されたイベントではセバスチャンと二人だった「キス・ザ・ガール」もフランダーが入ってトリオの完成形で聴けます。何気に、映画館を出たあとに頭に残って口ずさんでしまったのは「アンダー・ザ・シー」ではなく「キス・ザ・ガール」だったりします。あのシーン、映像もすごくきれいで素敵だった……(*^_^*)

あとアースラの浦嶋りんこさんも字幕版で観たアースラとイメージがぴったりでした……。映画も高くなったのでそう何回も行くのは大変ですが、字幕版と吹替版を見比べると楽しさ倍増です(///▽///)

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高乃麗さんは去年、やはりディズニーの「ラーヤと龍の王国」にも吹き替えでご出演されたのですが、そのときも向こう側の人はオークワフィナさんだったんですよね。去年の私はディズニーというブランドに腰が引けてしまって、公開が終わりかけの頃にやっと1回、吹替版を観られただけで終わってしまったんです。シスーのときも、似ていたのかな……。字幕も観ていたらよかったのに。

シスーのときも「うちに1人、ほしいな!」って思ったんですけど、スカットルもうちに1羽いてほしくなりますね。ずっと喋っていて欲しい。毎日、陽気に楽しく暮らせそうです……。公開期間が終わる前に、「キス・ザ・ガール」とスカットルのラップはもう1回、聴きに行きたいですね……。麗さんのスカットルは陽気で楽しくて面白くて、ちょっと優しさ成分が入っていると思う……ぜひ、映画館で目撃してください……(///v///)

アニメから飛び出てきたかのようなキャラクターやアニメそのままのテーマをどうしても期待していた方には強くオススメはできませんが、この映画はハリー・ベイリーさんを中心に、すごく素敵にまとめられていると思います。あと、吹替版でも字幕版でも、上手い歌がたくさん聴けます!そこは間違いない!

 

もしよろしければ皆様も、ともに令和に作られたアンダー・ザ・シーを楽しみましょう……!!

 

最後の余談ですが……フラットシート、ドールマリアさんをお腹に抱えて映画を見せてあげるのにちょうど良かったです(笑)←こっそり職場に連れて行ってそのまま帰りに一緒に観たの^^;