ドールマリアと暮らしています。

ドールマリアとの暮らしを綴る日記風ブログです。

昭和歌謡曲の宴と原宿

前回は9月における1回目の三連休について書きました。

sakuma1903ria-dialy.hatenablog.com

 

今回は、9月2回目の三連休について記しておきたいと思います。9月はイベントが多かったですね。基本が引きこもりの陰キャコミュ障なので、月に2回もイベント参戦があるとかなり多い方です。

今回はこちらのお話……。

昭和歌謡曲歌い隊2」です。

このイベントは、「タッチ」のタッちゃんが有名な三ツ矢雄二さんを筆頭に、サクラ大戦ではカンナさんの田中真弓さん、現在は「サザエさん」のカツオくんも担当されている冨永みーなさん、サクラ大戦では薔薇組の菊之丞(いちばん有名なのは金田一少年かな?)の松野太紀さんという、錚々たるメンバーが集まって主に昭和歌謡曲を歌うという実に豪華なイベントです。
もともと親交の深いメンバーだそうですが……それにしても、すごい顔ぶれです。代表作がたくさんありすぎて、何をあげたらいいのか迷ってしまいました……^^; 田中真弓さん、松野太紀さんはサクラ大戦でもお馴染みですが、三ツ矢雄二さんもドラマCDや歌謡ショウに出ていらっしゃいましたね。江戸川先生で。(※1)

この日も、また新たな台風が来ていました。お天気悪かったな……。折り畳み傘を持って、早めに会場のある外苑前へ。午前中に少し用事があって出かけ、その足だったので夕方の開演までかなり時間がありました。お天気がよくないながらもなかなかの人出だった原宿方面を、ぶらぶらと歩きまわりました。あの辺は6月に映画の上映イベントに行って以来でした。
↓6月の上映イベントのお話。

sakuma1903ria-dialy.hatenablog.com

お腹も空いてきたので、ライブイベントの前に腹ごしらえしようかと思ったのですが……さてさて、イケてないボッチでも入りやすいお店はないものか……。

ふらりと入ったラフォーレ原宿で異様な雰囲気の売り場を発見……。

愛と狂気のマーケット - ラフォーレ原宿 (laforet.ne.jp)

明らかに周りの売り場とは違う空気が漂っている……!
どこかヴィレヴァンのような雰囲気の中をフラフラしていると……

「無料DIY

……という文字が目に入りました。

なになに、なにか作れるの?(^^)/

どうやら昔流行ったリリアンみたいに輪ゴムを編んで、ブレスレットを勝手に作って持ち帰れるブースが設けられているようでした……。

開演まで時間がまだかなりあるし、やってみるか。
……ということで、できたのがコレ↓

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人間用のブレスレットを作るためのコーナーでしたが、わざと短めにして、ドールマリアさんのベルトにしてみました。

どうどう?かわいい??(^^)

輪ゴムはこの淡い色のシリーズと、濃い色のシリーズが用意されていて、作り方の見本だと濃い色の方を使ってあったんだけど、淡い方がかわいいかもと思って、勝手に淡い色のシリーズを主に使いました。ところどころに入っている白だけは濃い色の輪ゴム。素人のくせに拘ってみたよ!
輪ゴムと輪ゴムの両端は小さいフックみたいなのがつけてあります。Dカンとかそういうのと組み合わせたら、もっと着脱が簡単になるかも……ドールマリアさんのベルトとして……。普通に人間のブレスレットとして使うんだったら、たぶんゴムが伸びるからいちいち外さなくていいんですよね、きっと。
ちなみにこの淡い色の輪ゴムは暗いところで光るやつだったらしくて、夜に寝ようとしたときにぼんやり光っていてギョッとしました……。ただの淡い色のゴムじゃなかったのか……。

調べてみたら、輪ゴムを編んでいくときに使う道具を「レインボールーム」というみたいですね。アメリカで流行った(流行ってる?)ものらしいです。(※2)

この「愛と狂気のマーケット」という売り場、確かどこかに「写真OK」って書いてあったような気がするんですけど、出展(出店?)している人以外で写真をネットに上げてる人が、どうも見つからないんですよね……。探し方が悪いのかな??それとも「写真OK」を見たというのが勘違い??

う~ん……謎の売り場でした……。

フォーレを出て外苑前方面に戻る道で、きよらの卵のお店に立ち寄りました。
念願の腹ごしらえです。

↓きよらの卵のホットサンドです。

上でも触れました6月の上映会があった商業施設のすぐそばにお店があって、「まあ、こんなところあったのね!気がつかなかった!」と思ったんですけど……あとで調べてみたら、このお店は期間限定だったようです……。

『きよらのホットサンド』9/17(⼟)より、表参道で期間限定オープン | 株式会社アキタフーズ (akitatamago.co.jp)

6月はまだ存在していなかったわけですね……。
しかも、25日までと書いてある。
この日は24日だったので、ちょうど終わりかけのときでしたね……。

時を見て、今回のイベントの会場へ移動……。
雨が少し降ってきて、雷が鳴っていました……(^_^;

目的のイベント、「昭和歌謡曲歌い隊2」です!
2ということは1があったということですね!そう、私は実は1のときも参戦してみたんですよ。初めてのライブハウス(※3)という空間にまごまごしつつ……とても楽しかったので、次があるならまた参加したいな、と思っていたところでした。

昭和歌謡曲」と言っても、昭和時代は長いので、なかなか一括りにできないところもありますね。前回は知ってる歌ばっかりだったけど、今回は知らない歌もありました。
でも、昭和から今も活躍している人メドレーは、かなり新しいイメージの感覚だったな……。「その歌、昭和だっけ??」って思った歌がけっこうありました。長く売れた曲、長く売れた人の曲だから、きっと平成になってからもよく流れていたのかもしれないですね。私は昭和生まれだけど、育ちはほぼ平成ではあるんですよ……そういう年代です……。
田中真弓さんのステージ上での早着替えも、前回に引き続いて見所でした。セーラー服、かわいかった……え、そこじゃない??^_^; 
私が行ったのは千秋楽だったのですが、ピンクレディへの早着替えは全4公演中で一番うまくいったのだとか……。ステージ上で他の皆様が真弓さんのお着替えを手伝ったりしている、そんな温かいドタバタ感がまた楽しいです。そして、歌はめちゃウマです!!ドタバタも含めて、ショータイムですね……(*^_^*)

真弓さんといえば、今回、私の心が一番ふるえた歌唱があります。
ずばり、第一部の「時代」。これはすごかったです。
中島みゆきさんの「時代」です。この歌は曲調も歌詞の内容も、時代を超えて心に染みる名曲だと思うのです。それを、めちゃウマの真弓さんが、音楽と歌詞をしっかりとらえて、会場を静かに見渡しながら歌ってくださるものだから……もう……第一部にして感動してしまって……田中真弓さんのいる世界線に生まれてきてよかったなって思いました……(;_;)
ちょっとしっとりめの歌をうたっているときの真弓さんは、本当に素敵なんですよね。今回の「時代」のときも、お衣装のドレスと相俟ってキラキラして見えて、お姫様みたいだなって思っていました……。実はサクラ大戦の歌でも、なんにも知らない、アニオタでもなんでもない人に1曲だけをオススメするとしたら、カンナさんの「島風」だなって思っているんです。
個人的には一番大好きなのはマリアさんだし、「生きてる喜び」すごく大好きだし、「夕焼けの向こうに」とか有線で流してくれと思うくらい好きですけど……でも、「島風」って沖縄という共通のイメージを持てる曲調で、しかもそれをカンナさんの田中真弓さんが、ちゃんと沖縄!って思えるように歌ってくださっているので、いろんな人に自分事として「いいね!」って思ってもらえそうだと思って……。まあ、相手が日本人であることを想定してはいるけど……。
声優さんとしての役柄が、少年役とか元気な役が多いので、あまりしっとりしたりシミジミしたりする歌をうたうイメージがなかったのですが、真弓さんのこういう歌唱は世間に広まって欲しいですね。私なんて、人生で初めて聴いた真弓さんのキャラソンは「幽遊白書」のコエンマでしたよ……「♪サンマじゃないし トンマじゃないやい エンマ~!!」っていう……コミカルソングでした……。コミカルソングだって難しいはずなんだけど、とにかく歌ウマなので難しさが伝わらないんですよね……表現力もオニなので、難しさよりも前にコミカルな楽しさが前に出ているのだと思う。それが正解ではあるんだけど……。
楽しかった歌い隊のショータイムも、あっという間に終わってしまいました。
最後は前回と同じくチーターの「365歩のマーチ」でした。
これがまた、なんかすごく泣けるんですよね……。

昭和時代は長いので、もっともっといろんな曲調の、いろんな情景を描いた名曲がたくさんありますね。甲斐バンド、今回は「HERO」でしたが、他の歌も聴きたいなあ……。私の好きな漫画家の萩尾先生も甲斐バンドの歌を使った漫画を描いていたりしました(※4)が、すてきな名曲が多いんですよね。今はあまり知られてないと思うけど。「HERO」「安奈」はけっこう知られているかな……。私は「そばかすの天使」とか好きです。「ポップコーンをほおばって」とかもいいですね……。その時代の若者の雰囲気がありますよね……いや、わからないけど……。
演歌回、GS回もあるといいですね。「歌謡曲」に当てはまるかわからないけど、私は戦中や戦後すぐの歌も聴いてみたいです。美空ひばり先生の「車屋さん」を……ぜひ……私の趣味です……(///V///)

 

※1 江戸川夢声先生。帝国歌劇団の演出、演技指導の先生として登場する人物です。ウィキペディアによると、活動写真にも登場しているらしいです。私は記憶にないな……ドラマCDと歌謡ショウに出ていたのは知っているけど……今度、確かめてみます。

※2 「レインボールームジャパン」というサイトも発見したけど、URLのところに「セキュリティ保護なし」って出ててコワいので、ここには貼らないことにしますね。別にサイトを見ただけでどうにかなることはないとは思うけど。かなり昔に作られたサイトなのかもしれないですね……。

※3 イベント場所は前回と同じく、こちらでした。
スケジュール | 南青山MANDALA(マンダラ)|外苑前のライブハウス

※4 「完全犯罪〈フェアリー〉」初出は1988年のプチフラワーという雑誌のようです。私は小学館文庫で読みました。タイトルは甲斐バンドの「フェアリー(完全犯罪)」からきていますが、甲斐バンドの他のいろいろな歌の歌詞が作中に登場します。萩尾先生と甲斐よしひろさんの対談が載っていたのは、私が読んだ文庫版だったっけな……ちょっとウロ覚えです。
現在は電子書籍でも読めるようです。こちらは「まんが王国」↓
まんが王国 『完全犯罪フェアリー』 萩尾望都 無料で漫画(コミック)を試し読み[巻] (k-manga.jp)