ドールマリアと暮らしています。

ドールマリアとの暮らしを綴る日記風ブログです。

ドールマリアとボロボロの女の子④

4月も後半になりました。
だいぶ気温の高い日が増えてきたような……しかし、夜はまだ寒いような……。
朝出かけて夜帰る生活だと、服装選びに困りますね。さすがにもうセーターは着ないと思うけど……。

読者登録いただきまして、ありがとうございます。
こちらは底辺を生きるキモオタが、サクラ大戦のキャラクターであるマリア・タチバナさんのドール化、ドールマリアさん(←独自の愛称)と暮らしているブログです。不器用の下手クソながら一生懸命お洋服や小物を作ったり、一緒にお出かけしたり、推し活したり、その他諸々やりながら生活しています。更新は不定期です。どうぞよろしくお願いいたします。

本日は今年から取り組んでいる、ウン十年前のティモテさん再生計画の進捗です。

ドールマリアとボロボロの女の子

sakuma1903ria-dialy.hatenablog.com

 

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今回はちょっと人によってはショッキングな画像が出てきます。
自分でやっててもちょっと心に来ます……ドールカスタムなどに苦手意識のある方は薄目で見るか、最後のまとめまでスクロールしていただければと思います(-_-;)

 

前回はオキシクリーンを使ってボディの漂白を試みました。効果はあったといえばかなりあったんだけど思ったほどではなく、漂白目的ではないパーツに影響が出てきてしまったのでボディ全体を漂白液に漬ける方法を中止したところまででした。

最近は日中に陽差しが強い日も出てきたので、また別のやり方で漂白にチャレンジしていました。

オキシ漬けではなくて、検索していてレトロブライトというプラスチックの漂白の方法に行き当たったのですが……そこでよく使用されていたのが、ワイドハイターEXというやはり酸素系漂白剤を使った方法です。同じ酸素系でも酸性とかアルカリ性とかの違いがあるらしいですが……。

いろいろな体験談などでも主に語られているのはワイドハイターの希釈液または原液にドールボディをそのまま漬けるものです。これだとオキシクリーンで試したのと同じように違うところが余計に漂白されてしまうかもしれませんね……。そこでもう少し検索してみたら、原液を刷毛で塗るという方法を紹介している動画を発見して……その方法を採りいれてみることに……。

気分によってオキシクリーンの方も引き続き使ってみました。でも今度はバッドに液を入れてボディ全体を漬け込むのではなくて、空のペットボトルを切ってそこに漂白液を入れて、ボディを首の方から突っ込む……犬神家スタイル……。最初にバッドでオキシクリーンをやったとき、他の方の体験談で読めるようなペースで成果がでなくて1週間ほとんどボディの前側を上に向けていたら、前と後ろで色の違いが出てしまったような気がするので、筒状のものだったらそれを防げるのではと思い……苦肉の策です(-_-;)

ワイドハイターEXは近所のドラッグストアで買いました。

晴れる日も多くはなってきたけど、やっぱりお天気の悪い日もあるし、夜でも漂白を進められたら……との気持ちで、こんなものも買ってみました。

他の方のブログで、ドールボディじゃないけどゲーム機などのレトロブライトに成功したというのを読んでの購入だったのですが、これは効果があったのかどうか……。使用しているとけっこう熱くなるみたいだったので、寝るときとか出かけるときはやっていなかったんだけど、こういうUVライトみたいので効果が出た人というのは24時間点けっぱなしでやっていたのだろうか……。

 

効果はこんな感じでした。

 

前回(前側)

今回(前側)

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前回(後ろ側)

 

今回(後ろ側)
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……どうですか?
……だんだん変わってきた??

 

写真の撮れ方の関係で実物より白く見えているような気もします……。
写真では切り取っていますが、首のジョイントの部分はもう少しピンクっぽい色なんですよね……ということは、もとの色はその色なのでは……??

やはりウン十年ものの変色がもとの色に戻るなんてことは夢物語なのか……。
そもそもプラスチック自体の劣化が変色の原因だったらレトロブライトは効かないそうです……。
でも1年で一番UVが強いという夏までは挑戦してみたいな……あとあと「もっと条件のいいときにやっていたら……」という気持ちが残ってしまうかもしれないので。

…………

………………………

気分を変えて、先にティモテさんの髪を抜いて坊主にする作業に着手しました。
実は既に必要な道具は揃えていたのですが、いろいろ決まっていないことが多くて踏ん切りがつかず、ボディから首を外して痛んだ髪のまま放置していました。もともとの髪色が好きなので、できるだけそれに近い髪を探したいと思っているけど、抜いた(切った)髪をとっておけばそれを見本にして次の髪を探すことはできますもんね……。

まずは痛んだ長い髪を短くカットします……。
美容師のごとくお人形の髪をカットしてしまうことは子供時代に経験済みの人が多いかもしれませんが、私はそういうのには興味がなかったようで……痛んでしまったけれど大好きだった長い髪をハサミで切るのにだいぶ罪悪感みたいなものがありました。

一緒にお風呂に入れるとか、髪を人間用のシャンプーで洗いまくるとか、そういうことはすごくやらかした覚えがあるけど、髪を切るとか(その辺のペンとかで)メイクするとかはまったくやらなかったですね。お母さんが好きでお母さんがオシャレだったりするとそういうことに興味を持ちやすいのかな……などと推測……。化粧への憧れとか、微塵も持ってない子供だったからな……。

毛抜きで毛穴から毛を抜いていくのですが、思ったよりも時間がかかりました。
例によって他の人のブログなどで見ると2時間~3時間ぐらいで終えている人が多いのかなという印象だったけど、5時間ぐらいかかりました……。

最後に分け目のところを抜いたのですが、それがかなりしっかり植えられているのか抜けなくて……。頭の内側から鉗子を入れてみたところ、一気ににゴソッと…………

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ええ……これでいいの………??

植えられていた内側からボンドか接着剤のようなものでとめられていたような雰囲気があります……。

でもとりあえず抜けたし、内側からとめられていたんだったら、だいたい抜いた後ってみんなこんなもんなのかなと……思ったのですが……………

 

(ちょっとコワい坊主の写真が出ます)

 

 

 

さすがに……穴が……………大きい……………??

 

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そうです、これ、おそらくもともと細かい毛穴がいっぱいあったところが繋がってしまって大きい穴になっているんです……。

もっと丁寧に抜けばこんなことにはならなかったのでしょうか……。
それとも、そもそも内側から接着剤などでとめられていたなら、どう抜いたところでこうなってしまったのでしょうか……。

タカラドールの植毛のために髪を抜いている人で、同じくティモテさんを坊主にしているブログを発見したんだけど、その人のティモテさんの毛穴はこんなことにはなっていない……。やはり私が雑に抜いてしまったから……?(T_T)

こんなに大きい穴では植毛は無理でしょう……。
(そもそも他の小さい穴も針が通るのか?という不安があるけど)

早々に諦めてカツラにするか……ともチラリと過ぎったのですが、やはり「できるだけもとの感じに戻してあげたい」という気持ちが強く……熱湯をかけて穴の引き締めを試みることに……。

「茹でる」と表現している人もいるみたいですが、沸騰したお湯に漬けると毛穴が引き締まるんですって!グツグツ沸騰したお湯をお顔のプリントにかけて大丈夫なのか……といろいろ悩んだ結果、なるべくお顔にかからないようにして毛穴の部分を中心にティモテさんヘッドをお湯につけました。

 

ビフォー

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アフター

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どうですか?
すごく……すごく……穴が小さくなった!感動です!!

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素手で作業してしまったけど本当は手袋をした方がいいみたいですね


遠めで見たら穴が繋がっているのなんて分からないかも!(^^)

 

……と思ったけど、問題は遠めで見たら分からないかどうかじゃなくて、これに植毛して大丈夫なのかどうかですよね。
もともと内側から接着剤的なものでとめてあったらしいことを考えると、これから自分で植毛した後も接着剤でとめれば支障ないのかな、とかうっすら思ったのですが、たぶん、そもそも強度がなくて植毛自体が難しそうですよね……。接着剤で無理やりとめたとしても汚くなってしまいそう……。

穴が繋がって裂け目みたいになってしまった場合、裂け目になったところは接着剤でとめて、その部分は避けて植毛する……みたいな方法でやっている方もいるみたいですが、それだと新たな分け目になる毛穴を自分で増設しないといけないということですよね。上手くいったとしても、もともとの雰囲気とはだいぶ変わってしまうだろうな……。

何かいい方法はないのかと、さらに検索していたら……

これかな……?
アクリルサンデー塩ビ接着剤というのにソフビ片を溶かして裂け目になってしまったところにパテすると、その上から植毛したりお湯をかけたりしても大丈夫らしいという情報が入手できました。

ソフビが溶けるものらしいので、扱いはすごく難しそうだけど……。
あとソフビ片なんて、どこで手に入れるんだ……。
そして、どれくらいのソフビを溶かせばいいのだろう……。


謎が多い……もう少し詳細なやり方が分かるといいんですけど……(´д`)

 

でも、本当に使用した後に植毛しても大丈夫なら、すごく挑戦してみたい気もする……。

 

やるとしたら、まずソフビ片を入手する問題からですね……。

 

今回の作業に使用した道具は、毛抜きと鉗子だけでした。
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簡単そうに見えて、難しかったな……。
思ったより時間もかかったし……。

 

引き続き、もう坊主にしてしまって後には引けないティモテさんをなんとかする計画を進めていきたいですが、前途多難であります……。
穴……というかもはや裂け目問題、なんとかしたいですが、なんとかなるといいな……。

 

今回はショッキングな画像が多かったので、ドールマリアさんとの2ショット(?)を最後に……。

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……これもショッキングでしょうか……ボディがないとな……(T_T)

穴が小さくなったことでショッキング度はかなり減ったんですけど、もともとカスタムをしたいタイプではないので、けっこう心労が酷いです……(^_^;


ヘッドの穴(裂け目)のカバー方法、その他いろいろ知識や技術をお持ちの方がいらっしゃいましたら、コメント等でお寄せいただけますと嬉しいです……。
よろしくお願いいたしますm(__)m