さて、夏頃から計画した「25周年の集い」配信視聴計画も終わり、ひと段落……と思うでしょう?
↓念のため、こちらは配信視聴計画を実行した記録です。
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実はこのあと、思いついてしまったのです。ずばり、秋のイベント・ハロウィン計画!
本当はハロウィンには何もしないし、何も作らない予定だったんですよ。でも、なんだか興が乗ってしまいまして……。
サクラ大戦のファンディスクに「帝撃グラフ」(※1)というのがあります。花組が特別公演で「眠りの森の美女」をやることになり、公演を成功させるためにミニゲームをこなしていく内容なのですが……そのなかで、ミニゲームの結果などによっては、マリアさんがフォーナという名前の妖精役をやるのですが、それがすごくかわいいなと前々から思っていたのです。この「眠りの森の美女」はゲーム内だとちびキャラたちが動いて上演するので、フォーナの衣装は大きいマリアさんが着た絵がないのです。
原作の設定では舞台衣装ですが、妖精なんて、ハロウィンにもちょうど良いテーマな気がします。
まずやるべきは、ちびキャラが来た衣装を、大きいマリアさん用にイメージし直すことです。それからドールマリアさんが着られるように型紙を作ります。スネグーラチカを作ったときのように、ゲームの画面を止めて研究します。
↓こちらはスネグーラチカを作ったときの記事。
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ゲーム画面を観察してみましたが……ぱっと見だと服の構造がよく分かりません。そこで、まずはちびキャラのまま普通の絵にしてみます。
こんな……感じ……?
ゲーム画面を止めつつ、いろいろ考えてみましたが、生身の人間が着る予定でデザインされた衣装ではないだろうし、多少は自分の解釈を入れた方が良さそうです。背中に小さい羽がついているようですが、あれはどうやってつけたらいいのだろう……。トップスとスカートは繋がっているのかどうかも、絵だと判断がつきませんでした。トップスの生地がスカートの上にたっぷり乗っているように見えます。いろいろ考えたのですが、今回はツーピースで作る方向性でいってみようと思いました。
型紙を作って、100均の黄色い布で試作してみます。
↓どうでしょう……。
襟はタートルネックっぽくしてみました。
↓初めての三角帽子。
お試しなので、袖を片側しかつけていませんが……。
↓マントの雰囲気も出してみます。
妖精というよりは魔法使いっぽいですが、試作段階としてはいい感じです。
↓本番の生地で作り始めます。
ちょうど、ファイナルギアコラボが始まった頃ですね。(※2)
帽子もマントも、ほぼ全身緑の衣装です。
ゲーム画面や自分で描き起こしてみた絵を見ながら妄想して、なんとなく柔らかくて少し伸縮性のある生地をイメージしました。ぜんぶ同じ生地でもいいかもしれないけど、マントは少し重めの生地の方がいいかな……。
ユザワヤさんに行くと、ちょうど良さそうな緑の生地が端切れコーナーにあるのを発見しました。あとは帽子とマントを作るための生地です。なんとなく重めの色と感触の生地……というイメージだけしか決まっていませんでしたが、いろいろ生地を見ていくうちに、「舞台衣装だし、ちょっとギラギラしたのもいいかもしれない……」と思うようになりました。
↓購入した生地を使って、途中まで作ったところ……。
上下の2ピースと帽子までを作ったところです。
あとは、マント!!
マントの形がまた、絵だとよくわからなかったところでして……。普通にイメージするマントって、四角い形なんですよね。でも、ゲームの中で動いている絵とかを見ると、どうも四角には見えない……。いろいろ妄想しつつ形を決めました。
羽は今回は、マントに縫い付けることにしました。
妖精の羽は普通に考えて体から生えているものなので、マントにつくのはオカシイのですが……。これも、マントではなくてインナーのお洋服の方に付けて、マントに穴を開けて外に出すのはどうだろう……とか、いろいろ考えたのですが、お洋服に付けちゃうと、着せるのが大変になりそうです。マントに穴を開けるというのも、開けた穴からマントがボロボロになっていかないように始末しなければいけなくなるので、難しそうだと……。
↓そんなこんなで、完成したのがこちら……。
↓え~い!えい!やあ!!
……と、ひとしきり遊んでから気がつきます……帽子の白いラインがない……!!
↓慌てて白いラインを入れた、真の完成形はこちら……。
マントの留め具はユザワヤさんで探してきたオシャレなボタンです。
スカートの真ん中のところにある白と黒のライン(呼び方があるのかな?)は、フェルトで作りました。帽子の白いラインも、ササッとフェルトで付けました。
羽は確か、オーガンジーという生地に針金を入れたもの。
靴はスカートが長くて隠れてしまうので、リカちゃんのロングブーツを履いていたりします。
クレモンティーヌに続く、2作目の原作コーデ……。
どうでしょう……。自分では、なかなかよき感じにできたように思えます(^^)
ちなみにですが……
↓こちらは、お衣装の制作中、「めぞん一刻」を観ているドールマリアさんです。
↓「めぞん一刻」を観せて……
↓一刻館……帝劇を思い出すわ……。
管理人さんは惣一郎さんを思い続ける未亡人……マリアさんはユーリー隊長を喪って帝劇にやって来た……。背景が少し似ていますね……。
※1 「帝撃グラフ」はセガサターン用ソフトのファンディスクです。発売は1998年のようです。公演の準備をする花組隊員たちの手伝いをするという内容のミニゲームをこなします。その結果によって、意中の相手がオーロラ姫に選ばれたり選ばれなかったり、公演が大成功したりしなかったりします。大成功すると、公演中、オーロラ姫に選ばれたヒロインの周りにキラキラのエフェクトが出ます。そして、最後はドレス姿のヒロイン絵とボイスメッセージが……(*^-^*)ミニゲーム苦手勢は少し苦労しますが、とてもいいゲームです。レニのパズルとさくら・すみれ・アイリスの衣装選びのゲームは簡単だけど、マリアさんのライトスタッフはなかなか難しくて……。でも、カンナさんと紅蘭のやつが一番苦手です。……あ、織姫のやつも苦手か……。
※2 ファイナルギアコラボ、情報を知ったときから、かなり楽しみにしていたのですが、初日からメンテナンスが終わらなくて……。本当に悲しくて心がやさぐれたので、よく覚えています(笑)もし機会あらば詳しく触れたいですが、勤務時間中にメンテナンスが行われて、退勤した頃にはすっかり終わっているはずだったので、「終わったら、マリアさん!終わったら、マリアさん(*^O^*)」と思って、小学生みたいに楽しみにしていたんですよ……。コラボの内容はかなりよかったので、待った甲斐はあったと思うのですが……。夜中までずっと、メンテナンスが終わってマリアさんに会えるのを待ったのですが……翌日も出勤だったため、その日は諦める他ありませんでした……。メンテナンスは明け方まで続いていたようです。