第一目標であるクレモンティーヌっぽいお洋服を形にしたお話です。
ラップでの型紙とりは諦めて、とりあえず別のやり方で型紙らしきものを作りました。
↓書いてみた型紙。ブラウスの裾を伸ばしてワンピースっぽくも着られる2WAYにしようと目論んでいます……。
型紙とはお洋服の設計図のようなもの。
組み立てたときに、お洋服として着られる形になれば、努力賞の腕前としては及第点です。
型紙作りにあたっては、設定資料集を特に参考にしました。
当然ながら、さくらが着用している絵しかありませんが(※1)、全身のコーディネートをじっくり見られます。
今回はゲームに出てきたあの「大胆な」衣装を目指したかったこともあり、人間が着て動き回ることを前提にした歌謡ショウの衣装は参照しませんでした。
すみれさんの普段着などもそうですが、あのクレモンティーヌの「大胆な」衣装、そのまま人間が着たら自由に動き回れないですよね……？
上手くすれば人間用でも、ああいうデザインにできるのかしら？？
知識も技術もないのでよくわかりません……。
せっかくなので、生地もありあわせではなくて手芸屋さんに買いに行くことにしました。
でも、その前に……
この型紙で上手くいきそうかどうか、100均の生地で試作してみます。
↓こんな感じ……。
スカートは型紙なしで、円形(※2)を切り出してなんとかします。
↓これは100均生地でスカートを習作したもの。
半円にしたり全円にしたりで、雰囲気が変わります。
↓この花柄も100均生地の習作ですが、なかなかかわいいです。
戦闘服の上着と合わせると、ハードとフェミニンを合わせるオシャレになります(〃ω〃)
最初の頃はトップスが上手くできず、このスタイルはしばらくドールマリアさんの定番ファッションでした……。
似合う……。
↓ちなみに、長方形で切り出したスカートはこんな感じになります。
やはりクレモンティーヌっぽいものを作るなら、円形のスカートがよいですね……。
生地はユザワヤさんで購入しました。
手芸は縁遠かったので、ユザワヤさんに行くのもウン十年ぶりです。
小学生ぐらいのときに当時よく話していた同級生か誰かと、行ったような行かなかったような……。
生地を購入するのもはじめてでした。
ぐるぐるに巻かれて置いてあるたくさんの生地から、欲しい生地を選びます。
生地の種類などもよくわからないので、色と手触りの印象を頼りに決めました。
欲しい生地のぐるぐるを持って、まずは裁断してもらいに行きます。
どれくらいの長さ欲しいのか決めないといけません。
サクラ大戦がリアルタイムの頃の私だったら、生地の購入を諦めていたかもしれません。(※3)
しかし、ドールマリアさんに後押しされている今は、マリアさん、マリアさん……( ´ ▽ ` )♪な気分でウキウキと生地を購入。
手芸屋さんはいろいろな生地があって楽しいのですが、この頃はまだ自分がどんなお洋服をどれくらい作れるのか(作れるようになるのか)わからなかったので、とりあえずクレモンティーヌによさそうな白と赤の生地を買いました。
あと、ピンクのリボン。
ドールマリアさんのお洋服を作るにあたっては、他にもいろいろなものを買いました。
うちにはお裁縫の道具が針と糸ぐらいしかなかったもので……。
この世にピケ(ほつれ止め)というものがあることをはじめて知りました。
完全にほつれなくなるというより、ほつれにくくなるものらしいですが、クレモンティーヌは切りっぱなしのお洋服なので重宝しました。
道具もそろえ、とりあえずの型紙もできて、失敗することを見越して生地も多めに買ってあります。
準備万端……(｀・ω・´)
いよいよクレモンティーヌに向けて、本番の生地を断ちます！
※1 マリアさんがクレモンティーヌの衣装を着ている絵は漫画版で見られます。本編ストーリーではなくてカットイラストで、さくらと「愛ゆえに」の衣装交換している絵です。本編では例のかわいい服イベントが描かれていますが、そのマリアさんの表情がすごくよくて……私がイメージしていた通りのマリアさんでした(//∇//)最近、完結した漫画版ですが、それにあわせての既刊の再販はなかったようで、コミック本は入手しにくいです。電子版などでは読めるのでしょうか……。他に、歌謡ショウ方面で麗マリアさんがクレモンティーヌの衣装を着たこともあったようですね。「愛ゆえに」での配役はオンドレ様ですが、マリアさんを語る上でクレモンティーヌのお衣装は欠かせないと思うのです。
※2 生地を円形で切り出したスカートを、サーキュラースカートというそうです。まったく知りませんでした……。
※3 私事になりますが、実は幼少の頃は場面緘黙のようなところがあり、よその人と声を使ったコミュニケーションがまったくできませんでした。特にケアされたわけでもないので、今でもその気が残っていて、かなりのコミュ障です。
