皆様、お久しぶりです。
12月です。
11月、ひと記事もないまま終わっちゃった……。
オタ活・推し活以外のイベントもありまして……諸々……。
久しぶりの今回は、ずばり……推し記事です!
こちらのご公演に、このブログではマリアさんの中の人でお馴染み、高乃麗様がご出演ということでチケットを取り、赤坂見附へ行ってきました。
☆全情報公開☆
— WAKUプロデュース (@waku_1996) 2023年9月30日
WAKUプロデュースvol.27
『something どこにいても ここ』
作・演出:TARAKO
12/6(水)~10(日)
赤坂RED/THEATER
11/4(土)10:00前売開始
全席指定5,000円
公演詳細はこちらhttps://t.co/pqK3wdhbm4 pic.twitter.com/FfYh08Zxa0
上は、WAKUプロデュースさんの公式ツイッター(X)です。
今回、麗さんのご出演回は平日4公演のみということで……昼夜2公演ある木曜日にお休みをとりました。自分の理解力とか集中力とかを鑑みて、2公演ぐらいは観たいかな……といつも思っているので「木曜日に1日休みをとれば2回観られるじゃん!」と思ったのですが……やはり最終日の公演、観たくて堪りませんでした(T▽T)!
赤坂見附なので、きっかり定時で退勤できて、そこまでの電車が遅れなくて、お金があって、さらにチケットがあれば行けないことはなかったのですが……金曜日は予約分が満席みたいで当日券も「若干」とのことだったので諦めました……煮え切れてなかったけど……諦めました!(^_^;
会場に着けても早くて開演の15分前くらいだったんですよね……職場から……。
……そんな感じで、開幕2日目の木曜日に行く予定だったのですが、初日はけっこう空きがあるとの情報が入ってきまして……それで、職場も定時に退勤できまして……おまけに、家に帰り着くための乗り換え先の電車が大きく遅延しているという情報も入ってきまして……お財布に、5000円(チケット代)もありまして…………
初日、水曜日の夜に…………
行ってしまいました…………赤坂見附!!^_^;
わ~~ん、だってだって、もう呼ばれているような気がして……!
(たぶん、気のせい)
赤坂なんてハイクラスのサラリーマンが行くイメージだよ……と恐る恐る辿り着いた赤坂RED/THEATERには入り口の前にオシャレなオブジェみたいな看板(?)があります……。
劇場の詳細は公式ページがありましたので、そちらにお任せいたします。
赤坂RED/THEATER (red-theater.net)
行く前に私もこのホームページを見たのですが……なんかハイクラスっぽい、どうしようって……ちょっと思いました。
しかし、行ってみたらイメージしていたよりも親しみやすかったです。
今回の私の席はそんなに後方ではありませんでしたが、客席も傾斜になっていて後ろの方でもわりと観やすかったのではと思います(おそらく)。
「ちびまる子ちゃん」でお馴染みのTARAKOさんの舞台でのお芝居を2月の「タチヨミ」の時に初めて観たのですが、そんなTARAKOさんが書く脚本も密かに楽しみにしていました。
フライヤーに「年齢性別関係なく みんなが主役のオムニバス祭り」とあるので、オムニバスだったら「世にも奇妙な物語」みたいな短編がたくさんあるイメージなのかなとうっすら思って行ったら、どちらかというと「ポーの一族」みたいな、お話同士がちゃんとひと繋がりになっているものでした。
お話とお話とお話と……が積み重なっていって、最後のエンディングに生きていく感じです。細かい伏線もたくさんあって、いろんなものが響き合っていて、とても素晴らしいラストシーンでした。東京のどこかにあるという「奇跡村」という村で繰り広げられる人間模様・恋模様が主な内容だったのですが、照明も場内アナウンスもファンタジックで優しい雰囲気を盛り上げていました。そのとんでもなく優しい場内アナウンス(とバスのアナウンス)は佐々木優子さんでした。「ちびまる子ちゃん」のおばあちゃん役の方ですね。そんな優しくて丸くてファンタジックな雰囲気の中で、役者さんたちのちゃんとリアリティを感じられるお芝居が展開されていくのがとても魅力的でした。
「村」とはいえ「東京」であるという設定が、何気にリアル感があっていいなと……東京じゃないど田舎が出身の身としてはすごく思いました。セリフの中に八王子が出てきたので、中央線をずっと下って行った方のイメージなのかな……。
このお話には5~6組ぐらい(もっとか?)のカップルが登場してそれぞれの帰結を迎えたり何なりするのですが、麗さんの役どころは「山田の5」の仲良し夫婦の奥さんの方……早苗ちゃんでした……。結婚するときに「子供が生まれてもお互い名前で呼び合いましょうね」と約束した仲良し夫婦の物語の結末やいかに……。
早苗ちゃんのセリフに「アオハル」という言葉が出てくるのですが、後半の方は早苗ちゃん自身も「アオハル」なんだなぁって……観ていて、なんとなくそう思いました。
だから私が今回観たこの公演に勝手にキャッチコピーをつけるとしたら……
(迷惑……)
何度でも、“アオハル”……
…………
………………………怒らないで。
関係者の方……は、こんな辺境のブログを目にすることはないと思うけど……。
ふざけてないです!真剣です!
「山田の5」夫婦は50代~アラ還の年齢なんですよ。そんな年代の夫婦が、ロマンチックでファンタジックな空気を持った世界観の中で、「子の親」としてだけでなく「ひと組のカップル」として採り上げられているの、めちゃくちゃ尊いと思ったんです!
現代映えする!
ラストシーンは本当に、それまでの展開や世界観自体の設定、照明効果の素敵さに麗さんや夫役の蒲田哲さんの温もり溢れる熱演も響き合って、落涙必至でした。とても美しくて、3回観て3回泣き、映像で観ても泣けた!(T_T)
そう……さらりと書きましたが、実はこちらの公演、配信アーカイブがあります!(^^)
(そのための推し記事ですから……笑)
【⚡本日の #観劇三昧LIVE】
— 観劇三昧 (@kangekizanmai) 2023年12月7日
12/7 17:00~
WAKUプロデュース(@waku_1996)
WAKUプロデュースvol.27『something どこにいても ここ』team some 12月7日 19:00公演
チケットhttps://t.co/5h5ZEG6Zpx
公演情報https://t.co/000An5Tce6
チケット購入は12/21 17:00、アーカイブ視聴は12/21 19:00まで! pic.twitter.com/3OANAveLx3
観劇三昧という、今回の配信が観られる動画配信サービスのツイートです。
定額制サービスと書いてあるけど、単品で購入できるかと思います。
(私も単品で購入できたので……)
映像になるとどうしても、劇場の客席で「筋とは関係ないけど個人的に注目していた」ポイントなどは映されていないことの方が多いし、照明の関係で暗く映っていたりして見えにくくなってしまう部分もあるのですが、なんといっても役者さんの細かい表情まで映していただけているのが強みです。劇場では座席の位置や角度や前の人によって、筋に関係ある重要な部分が見えなかったりすることもたまにはありますから……やはり映像もありがたい!
配信アーカイブはずっと観られるものではないのが惜しいですが……今回のアーカイブは約2週間!クリスマス前の21日まで楽しめます!(^^)
ともに「山田の5」夫妻の温もり溢れるラブラブぶりを楽しみませんか?
「奇跡村」の奇跡、目撃しませんか?
たくさん笑って、たくさん泣ける神公演です。
4000円以下で、お家で奇跡の目撃者(……笑)になれます!
もう、この公演………
(「推せる」は赤坂見附のビッカメで回してきたガチャガチャの景品です)
………
……………………
麗さんが早苗ちゃん役だった回は平日で終わってしまったのですが、WAKUプロデュースvol.27『something どこにいても ここ』の公演自体は、実は明日まで続いています。
キャストに入れ替えがあって、また別の雰囲気でドラマが繰り広げられているのではないかと思います。
そして、今日の19:00回が土日の配信日だったかな……。
team thing初日!
— WAKUプロデュース (@waku_1996) 2023年12月8日
『something どこにいても ここ』
12/9(土)15:00開演・19:00開演
素敵キャスト:中尾隆聖
受付開始は開演の45分前。開場は開演の30分前。
※当日券は昼夜共に補助席含めて枚数あり!
赤坂RED/THEATER
夜はライブ配信・アーカイブ有り☆https://t.co/cWIcdkK2uh#WAKUサムシング pic.twitter.com/VszlyMCjmo
再びWAKUプロデュースさんの公式ツイッター(X)のツイートです。
各日に日替わりで「素敵キャスト」の方が登場したのですが、本日は中尾隆聖さんだそうです。……ばいきんまんの方ですね……。この情報によると当日券も出るとありますね。お近くであれば、ぜひ劇場へ……。配信も要チェックです!
物販で台本が売り出されていたのですが、観ているだけでは分からなかった設定とかも見えてきて面白いですよ!
個人的には、登場人物たちの年齢がはっきり書かれているのがよかったです。すごく気になりながら観ていたので……/(^_^;
麗さん演じる早苗ちゃんのセリフで「これがいいの!」っていうセリフがあるんですけど、私も「今」「これ」で本当によかったなって思っています。あれできなかった、これできなかった、歌謡ショウには行けなかった……という過去は変わらず、未来は何の約束もない上に真っ暗かもしれないですが、続けていきたい「今」がここにあることは尊いことだと本当に思いました……。このセリフのシーン、名シーンですので配信アーカイブにてぜひぜひ、ご確認くださいませ……。
パワフルだが乱暴ではなく優しさと温もりと引力がある麗さんの熱演と今回のヒロインぶりを、多くの人に広めたいと思っているキモオタからの報告は以上です……。
ど田舎にいたら何回も小劇場に足を運ぶことなんてない人生だっただろうと思うと今の状況は「奇跡」だし、いろいろなことが重なって開幕初日に滑り込んだのも「奇跡」だし…………
あなたがこんな辺境のブログに辿り着いて、この読みにくい文章を最後まで読んだことも「奇跡」ですよ………………(///V///)
アーカイブ、楽しみましょう!(^^)